[D様邸リノベーション工事] 木工事④
現場通信こんにちは、NP大日方です。
今回もD様邸リノベーション工事の進捗状況をお届けします。
壁、天井下地組、断熱施工も終えましたので、天井の石膏ボード貼り施工へと移ります。
石膏ボードまたはプラスターボードとは、石膏という素材を板状に形成し、
表面を特殊な紙で仕上げた建築材料です。
一般住宅の壁や天井で幅広く使用されている建材です。
一般的に多く使われているのは、9.5mm、12.5mmの厚みです。
厚みがあるボードほど耐久性が高くなりますが、天井には薄いものが
使用されることが多いです。
天井は9.5、12.5mmで壁は12.5mmを使用されています。
▲左が9.5mm、右が12.5mm
▲千鳥張り
天井だけでなく石膏ボードを貼るときには、ボードの目地が互い違い(千鳥張り)に
なるように貼っていくのが基本となります。
なぜ千鳥張りで施工するのかというと、下地の木材が伸縮に対して動きを少なくし、
ひび割れの予防のためです。
また木工事が終わった後はクロス(壁紙)を貼る内装工事が入ります。
クロスを貼る前に石膏ボードの継ぎ目やビスを打ち込んだところに
パテ塗りを施工していきます。
そのパテが仮に割れる時はボードの目地が通っていると長く割れてしまう可能性があるため、
目地を互い違いにすることでパテの割れを広がりにくくします。
2階の洋室の天井には杉の羽目板を貼りました。
無垢材の落ち着いた雰囲気に仕立りました。
天井の石膏ボード貼りが終えたら、床のフローリング、壁の石膏ボード貼りの施工に移ります。
次回も現場の様子をお届けします。
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