洋室からくつろぎのある和室へリフォーム
現場通信
工事概要:築40年OB顧客様 リビングリフォーム工事
ご相談事項:床材の経年劣化による歩行不良、冬場の床からの寒さ、模様替え
毎日ご家族が集まるリビングを現状の意匠性を生かしつつ、床材はフローリングから畳敷きへ。内装は、プリント合板張りからクロス張りへ模様替えをし
くつろぎある空間へリフォームのご提案をさせていただきました。
〖 現場通信 〗
2023.5.8 工事着工
本日から約2週間かけてリフォーム工事が始まります。
明日の解体工事を前に、電気配線やエアコンの一時撤去を行いました。
2023.5.9 解体工事
天井・壁・床の解体工事が始まりました。
今回は、当社BM野口担当が指揮のもと私も解体作業の補助で作業に携わりました。
目視では確認できなかった躯体が露わになりましたので、解体作業と並行して構造点検、断熱材の有無を確認しながら施工計画を詰めて行きます。
2023.5.12 木工事
昨日から木工事に着手し、床下地の施工を進めています。
既存のフローリング張りから畳敷きにするためには、床下地の高さを現状より下げなければなりませんので、床下地を新たに施工していきます。
2023.5.12 断熱工事
床の断熱材を施工しました。
既存の床には断熱材が無く床からの冷気がお部屋に流入して、お施主様も冬場は床の冷えでお困りでした。
床断熱材を施工した後に、お施主様に施工状況をご説明させていただくと「部屋が暖かくなった気がする」と断熱材の効果を体感されていました。
2023.5.16 木工事
天井の石膏ボード張りが終了しました。
既存の化粧梁は、先代のお父様が意匠性にこだわられたご家族の大切な思い出でもありますので、生かさせていただきました。
後の塗装工事で退色した部分はリペア塗装をしてお色直しをします。
2023.5.20 畳採寸
床下地が完了したので、本日は畳の採寸を実施しました。畳の採寸は専門の機械を使って緻密に採寸していきます。
来週からはいよいよ仕上げ工事が始まります。
2023.5.23 内装工事
内装工事が進んでいます。
天井の化粧梁がクロス施工の際に干渉するため、職人さんには施工の段取り調整でご苦労を頂きました。
2023.5.24 電気・設備工事・畳工事
クロスも仕上り、いよいよ仕上げ施工です。
夕方の引き渡しに向け、電気・設備工事の職人さんたちが仕上げ作業を進めています。
仕上面に傷をつけないよう気を使いながらの作業です。
夕方には畳が搬入されました。
琉球畳12枚。畳表は、表面の色合いを長期間保つことに優れる和紙畳をご採用いただきました。
畳の編み目の向きを交互にして敷き込むことで、市松模様に見えてお洒落な仕上がりです。
〖竣工〗
リビングリフォーム工事が竣工いたしました。
意匠性のある既存の化粧梁や木製建具と、新たに模様替えしたクロス・床材の色合いが相まって、落ち着きのある温かな空間となりました。
引き渡し後には、お客様がこのリフォームを期に新調された家具が扉の横に配置されます。
家具配置に合わせて大工が集成材で棚を製作しました。
家具が搬入されましたら、お色を合わせて塗装をし完成となります。
担当:PM大日方