PEOPLE

まるにの人たち
PEOPLE : 04

プランニングマネージャー(管理建築士) 大日方 紘子

▼日々の仕事内容を教えてください

管理建築士として住宅設計を担当しています。当社は建築士事務所の行政登録をしておりますので、所属する建築士の責任者として建築関係法規を遵守して、計画設計並びに施工品質の向上に取組んでいます。

 

▼建築の世界に入ったのはなぜですか?

私が小さい頃、よく当社の住宅見学会の現場に行く機会がありました。
幼いながら、家を建てたいと夢を抱いている笑顔の大人たちの中にいるのが嬉しかったですし、現場にいるのが楽しかった記憶があります。
また、祖父の家が自然の多い木々に囲まれた地域にあり、木を身近に感じていました。物心がついた頃から、木の家を建てる仕事ができたら良いなと思っていました。


▼仕事をする中で難しいと感じることはありますか?

大学卒業後は、県内の設計事務所に2年間勤めていました。
設計事務所だったので、普段は図面を書き起こすことがメインで現場に出ることはありませんでした。
そちらで仕事をしてわかったのですが、建築工事は設計計画を基に造られていきますが、実際に現場施工が進行する中では、計画段階では気づかなかった課題が現場で表面化してきます。
施工担当の技能者の皆さんとの連携をより深めて、設計と施工の2つの要素をバランスよくまとめられる建築士を目指しています。当社は注文住宅が主ですが現場ごとに仕様が違いますので、その都度の現場で学ぶことが多いです。

 

▼仕事でのやり甲斐は何ですか?

初めて家を建てるお客様が多いので、お客様としても、要望をどのように伝えるのかがわかりません。こちらもつい専門用語を使ってしまうことがあるのですが、なるべく分かりやすい言葉で伝えるよう心がけています。
お客様の「うまく言葉にできない何か」を理解するためには、やはりコミュニケーションが必要です。
当社は他社と比べて打ち合わせの回数が圧倒的に多いです。施工前、施工中含め、多い時には20回以上打ち合わせを重ねることもあります。お客様にきちんとご納得いただくまで話し合いをしています。
何度も打ち合わせを重ね、わかりあえていく瞬間にやり甲斐を感じます。

 

▼これからの目標は何ですか?

木を大切にしている会社なので、もっと木について勉強したいと思っています。
「適材適所」という言葉がありますが、木を見極めて適材適所に長野県産の木を使う建築士になりたいです。
長野で育った木を長野の住宅に使うというのは、地域資源を循環させるという利点もありますし、地域で育った木なので家のためにも気候にあっていて、施工後も根付いていきます。


▼今、何をしている時間が楽しいですか?

写真を撮ることが楽しいです。現場でも木材の年輪をクローズアップで撮ったり、壁のクロスもたくさん種類がありますからオシャレなものを見つけるとスマホで撮影しています。


▼家をつくる時のポイントはありますか?

設計の段階でインテリアのことも考える!です。それから、持っているモノの量を把握しておくことです。
持っている家具のサイズを事前に把握し、どこに配置するかなど検討しておくことをお勧めします。引っ越しの段階になって「家具を置く場所がない!」ということがないように。


▼丸二林産で家を建てるメリットは何ですか?

ハウスメーカーのように規格化された家ではなく、オーダーメイドの「あれが私の家だよ」と自慢できる家を建てられることです。
自分がこだわって造った家は、やはり納得度も高いので「家にいる時間が好き」「早く帰りたい」と思える家になると思います。