PEOPLE

まるにの人たち
PEOPLE : 06

ハウジングパートナー(統轄責任者) 大日方 俊彦

▼日々の仕事内容を教えてください

病院で言えば、最初の問診をするお医者さんといったところでしょうか。検査が必要となれば、検査の手配をし、検査結果を見て、担当専門医を決めるコンシェルジュような役目です。
問診の時点で、必ずしも新築の家づくりを勧めるわけではありません。
ヒアリングやカウンセリングしていく中で、時にはお客様に厳しい決断を求めることもあります。家づくりは多額の投資になるため家庭にも負担がかかります。きちんと生涯の計画を立て考えを整理して、熟慮する必要があるからです。
家を建てるタイミングというのもありますから、2〜3年後に再度ご相談いただく場合もあります。

 

▼社長にとって、家づくりの醍醐味とは何ですか?

私も含め、社員も根っから家づくりが大好きです。お客様と一緒に真剣に悩み、考え、迷い、一つの目的に向かって全力投球で対峙します。
醍醐味は、物質的な家を建てることというよりも、どちらかと言うとお客様の「家庭づくり」をしているという感覚でしょうか。そして、家づくりは笑顔づくりでもあると思います。なんと言ってもお客様の笑顔がやり甲斐に繋がります。
住み始めて一年経ち、二年経ち、時を重ねるごと、その家族と家が馴染んでいくのがわかります。潤いがあって明るく穏やかなご家族の風景を見ると、家づくりは止められないなと改めて思います。

 

▼丸二林産で家を建てるメリットは何ですか?

当社は木材を自社で選定し、選任プレカット工場で加工しています。長年の経験から、確かな素材を選ぶ力、調達できる力があります。ですので、既成品にはないオーダーメイドの住まいを彩る木の質感を生かした設計と施工ができます。
5年、10年、30年と住み続けると、やはり「確かな素材の違い」が出てくるものです。
素材の確かさには自信がありますし、社員全員が誠実な想いで家づくりをしていることが当社の誇りです。

 

▼家づくりで大切にしていることは何ですか?

久しぶりに訪ねたOBのお宅で、家を建てた当時には幼かったお子様がすっかり大人になり、立派に成長されているのを見た時には感慨深いものがありました。
家族が社会を構成する一番小さな集団で、それぞれの家族のヒストリーがあり、時の流れととともに豊かな物語が生まれます。
家を建てる時も、新築にしたからと言って全てを新しくするばかりではありません。先代の家から受け継いだ古材など、リユース素材を活かして新たな部材として使うこともあります。それは、家だけでなく家族のヒストリーも大切にしていきたいと思っているからです。